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おばけ煙突

みなさんは「おばけ煙突」というものをご存知でしょうか?
昭和30年代当時、東京の下町ではシンボル的な存在だった千住火力発電所の煙突、それが通称「おばけ煙突」だ。
4本の煙突は、菱形に建てられていたため、見る場所によって、4本だったり3本だったり、2本や1本に見えたりした。
それが一般的な「おばけ煙突」の由来なのだが、別の説もある。とにかくその煙突は大きくて「おばけ」のように巨大な煙突がおばけのような煙を吐くという説。
または建設当初、時々思い出したように煙を吐く。それはいつ煙を出すのかわからないから、いつしか近所の人々が”おばけ煙突”と呼ぶようになったという説。
正確な由来は定かではないが、ともかくおばけのように巨大な煙突が場所によって本数が変わり、いつ煙を吐き出すかわからないという不思議なもので下町の人々に親しまれていたというわけだ。
ちなみに有名な漫画の「こちら葛飾区亀有公園前派出所第59巻」にもおばけ煙突が消えた日の巻というのがあるので興味がある方は見てみていかがでしょう?(1989年8月15日初版発行)

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